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ティッシュを半分に切る小さなエコと節約
半分ティッシュは1回分のコストが半額になります。しかし、それだけではない節約効果を、半分ティッシュの作り方とともにお伝えします。
半分ティッシュは手作りに限る
粗品などで半分サイズのティッシュをいただくと、ちょっとうれしい気分になります。
「半分ティッシュ」とか、「ハーフティッシュ」という名前でのティッシュやティッシュケースは、ネット販売もされています。
でも、それらは箱が半分でも中身はふつうサイズです。節約目的なら、半分ティッシュは手作りに限ります。
手作り半分ティッシュ
私は「みどり子さん」のブログで、「半分ティッシュ」の作り方を学ばせていただきました。みどり子さんにこの場を借りてお礼申し上げます。
ただ、ひと箱分を作ったあとは作っていませんでした。互いちがいに重なっている部分がばらばらにならないように、ペーパーをカットする作業がたいへんだと思ってしまったからです。
それでも、半分で済むティッシュの「節約」と「資源の有効活用」の精神が忘れられませんでした。なんとかものにしたくて、カット方法をアレンジしてみようと思いました。
半分ティッシュの作り方
用意するもの : ボックスティッシュ、はさみ、スケール

以下は半分ティッシュの作り方の概略になります。
ボックスに中心線を引きます。箱とペーパーを半分サイズにカットします。一方の箱に半分のペーパーを入れて、もう一方の箱を重ねて出来上がりです。
残り半分のペーパーは次回の詰め替え用です。
箱とペーパーは楽な方法でカットする

ペーパーが中に入ったままで箱をカットするのは大変なので、片方の側面の封じ口を一旦はがしてティッシュを取り出してからカットします。はがした箇所は、あとでテープを貼って元通りにします。

ペーパーを、切りやすい量ずつ取り出して、よく切れるはさみでカットします。そしてカットした一方の箱に半量を入れて、取り出し口のビニールは2箱分が重なるので一方ははがします。
下のように内側の箱に切り目も入れておきます。こうすると、同じサイズの箱でも重なりやすくなります。

それを他方の箱の中に重ね入れると出来上がります。

最初に箱を開封するときに取り除く細長い紙片を活用して筒を作っておき、詰め替え用のティッシュの袋に入れておきます。
量が少なめになりティッシュが取り出しづらくなったら、それを底に入れて「底上げ」するというひと手間で、いつも取り出しやすくすることができます。(面倒ならしなくてもよい)

一見、めちゃくちゃに見えますが、箱を重ねて封じるときちんなります。
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はさみでカットできるくらいのまとまりを取り外してカットしたら重ねていきます。「重なり」が途切れずに続く仕上がりではないので、使用中に途切れたら中から引っ張ります。
1回分のコストが半分である以上の節約効果とは?
半分ティッシュは、1回分のコストが半分になるわけですが、実際にはもっと節約になります。
それは、通常のものより取り出しづらく、使うのがおっくうになり、使用頻度が減るからです。(笑)
わずかの節約になっても使いづらければ意味がない、と思われる方もおられることでしょう。しかし、節約は「わずか」ではなく「かなり」ですから(笑)。
とは言ってもあまりに使いづらいのでは継続できませんね。以下に半分ティッシュの使いづらさをある程度減らす方法をご紹介します。
半分ティッシュを取り出すときのコツ
半分ティッシュは通常のティッシュのように勢いよく「シュッ!」と取り出すことができません。途中でちぎれたり何組もつながって出てきてしまったりするからです。
しかし、コツを心得ておくことで使いづらさを軽減することができます。
つかんだあとで左右にゆっくり数回スライドするように動かしながら取り出すのです。
この取り出し方は、家族の一人ひとりに伝えておく必要があります。一度聞いたとしてもけっこう忘れるのでマーカーで箱に書いてもいいですね。
ときには2回連続で「シュッ、シュッ」というリズムで、無造作に取り出し、無駄な使い方もされがちなティッシュです。自宅のティッシュではなくてもです。
そのような光景は我が家でも一部見られましたが、不経済ですしあまり上品ではなくて好きではありませんでした。(それほど上品とは言えない私でもです)
食事のたびに「シュッ、シュッ」とリズムよく何度もティッシュを取り出していたのは夫です。
かといって、大の大人にいちいち些細な注意をしては相手も不快なはず、と黙認していました。結婚生活は忍耐です。それはお互いなのでしょうけど。
今では、ティッシュを、ゆっくりそろそろとスライドさせながら取り出す光景が見られるようになりました。1回分のコストは「シュッ、シュッ」と2回取り出す場合の4分の1です。
融通がきく半分ティッシュ
ティッシュを使うときは、半分サイズか、それ以下でも十分な場合のことがかなりあります。(それなのにふつうサイズの1組を使っていたのです)
半分で足りないときにだけ、あとひと組なりふた組なりを使えばいいのです。そのように、必要な分を調整して取り出せる点が便利です。
激しい鼻水で3組使ったとしても従来の「シュッ、シュッ」の2組分よりまだ節約です。
補充にも不便さはない
補充分を用意するのにさほどわずらわしさを感じることはありません。
その代わり、時間のあるときに詰め替え用をカットしてビニール袋に入れておく、というちょっとした「まめさ」が必要です。
箱入りで仕上げたものも、何個か用意しておき、忙しいときには詰め替えなしで箱ごと交換します。

半分ティッシュは都合がいいことばかり
半分ティッシュに変えてから、トイレットペーパーは何度も買う機会がありましたが、ティッシュペーパーはその間、まだ一度も買っていません。半分ティッシュは「もち」がはんぱではありません。
家計を節約できて、資源の無駄遣いも減らせエコに貢献、買い物の手間も省ける半分ティッシュ。ベッドの枕元に、パソコンデスクに、洗面所にとあちこちに置くのにも、省スペースさがとても重宝します。
半分ティッシュは末永く我が家の定番品となるでしょう。風邪を引いたときや来客時などにはふつうサイズのティッシュも使います。
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