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なす炒めを油っぽくしない、簡単でベストな方法
油と相性のいい「なす」ですが、そのなすを油っぽくならないように料理するとっておきの方法をお伝えします。
なすと油は相性がいい
揚げなす、油焼き、油炒め・・・と、なすと油の相性はよく、とてもおいしくて人気があります。私も大好きです。
ところで、「なすと油は相性がいい」と言われる意味はどういうことだと思いますか?
それは、高温の油料理で、なすは色よく仕上がり、えぐ味がとれて甘味が出ておいしくなる、ということ。
そして、なすに含まれる抗酸化物質の「ナスニン」は水溶性のため、油で調理することで流出しない、という栄養効率の良さです。

油を吸わせない、なすのレシピ
なすを炒めている間に油を追加した経験のある方も多いと思います。なすはまるで油を吸うスポンジのようです。そうなると味も油っぽくなりますし、油の過剰摂取も気になりますね。
長年、なすとはそういうものだと思っていましたが、油っぽくしない方法がありました。
ネットで見た方法を数種類試してみました。フライパンを加熱しないで油を引き、そこのカットしたなすを入れて油をからめてから加熱する、という方法を主にトライしていました。
そのうちに、もっといい方法にたどりつきました。なすを炒めたり、油で焼いたりするときには、いちばん簡単でベストな方法です。
なすを油っぽくしないとっておきの方法
カットしたなすを、加熱しないフライパンに入れます。それからガスをつけて、焦げないようにから炒りして水分をとばします。次に油を入れて炒めます。
加熱した油ではなくても、素材が十分に加熱されてあるため、すぐに炒めモードになります。
おいしくヘルシーで簡単ななすのレシピ
では、実際の手順を見ていきましょう。
まず、なすを縦半分に切り、それぞれを縦に2等分します。その後横にカットしてフライパンに入れます。火の通りも良く、ジューシーさも味わえるカット方法です。

中サイズのなす4本分でカラ炒りにかかる時間が約2分です。時々混ぜる合間にしょうがの千切りを用意します。ごく軽く焦げ目がつく程度にカラ入りします。

適量の、多すぎない油としょうがを入れて炒め、かえしを入れて出来上がりです。ここで市販めんつゆを入れる代わりにかえしを使うとよりおいしく出来上がります。油は全然不足しません。
市販めんつゆはよく使われるようですが、大量の砂糖や不純物が混じるのでおいしくないと思います。忙しい方は市販めんつゆでも仕方ありませんが。
できるなら、ヘルシーでおいしい、砂糖を使わない特製かえしの常備をおススメします。簡単においしい料理が作れる必須アイテム。それは「かえし」です。
だしも少し加えればなおgoodです。昆布と厚削り出しでとった出しを煮物やみそ汁用に作るときに多めに作って冷蔵しておくと重宝します。
所要時間は、なすを洗って切る時間を除くと5分前後です。応用として、ガーリックとトマト味のパスタソースもいいですね。
油っぽくならないなすの超簡単レシピ。ぜひお試しください。
ほかの野菜にも応用
たとえばキャベツを炒めるときに、この方法で炒めると過剰に水分が出なくておいしく出来上がります。たいていの野菜に応用ができます。
油を先に加熱する方法ではよくハネますが、この方法は油ハネが少ないのも助かります。
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