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トイレをもっと快適にするための工夫
一日に何回もお世話になるトイレを、より過ごしやすく快適な場所にするために、私はこんなことをしています。
玄関とともにトイレが、私にとって好きな場所であり、大事な場所となったいきさつはこちらに書いてあります→「トイレ」と「玄関」に目をかける。安らぎはこの2か所から。
毎日するのは部分的な掃除で、数日おきにフルコースで掃除します。チェックポイントは、床・便器の内外・棚のほこり・ドアノブ・スリッパの清拭。そんなところです。

大事な場所が汚れるのは見たくありません。汚れる前にきれいにしておきます。
2つ並んでいるトイレットペーパーホルダー。以前はどちらを使ってもいいことになっていましたが、今はちがいます。
あるとき、ペーパーホルダーが両方とも空になっていることに気づかずに用を足してしまいました。
ペーパーを手に入れるために、いったん立ち上がって、後ろを振り向いて高いところにある棚に手をのばさなければなりませんでした。
一瞬とはいえ大ピンチ。もうそんな思いをしないために、と考えました。片方のペーパーを使い終えてからもう一方に手をつけるような仕組みを作ることにしました。
口頭で家族全員に伝えることはできますが、いちいちうるさい、ということにしかなりません。誰からも歓迎されません。貼り紙をしても同じことです。
私にも家族にもにストレスのない方法は、言葉も文字も使うことなくトイレットペーパーの使い方をシステム化することだと考えました。
お断りしておきますと、言いたいことを言えない家族、というのではありません。言おうと思えばいくらでも言えるのですが、不要にストレスを与え合わない工夫です。
まだ使っていない方のロールを、不要に使われないように、包んだりゆわえたりする考えも浮かびました。でも、それでは「密封にも「開封」にも手間がかかって仕方ありません。
手間とも言えないような、ごく簡単な手続きで、密封と開封の役割を果たす方法でなくてはなりません。そこで試してみたのが以下のような方法です。
ペーパーをくるくると数回手で巻き取ったものを、新しいロールにはさんでおきました。ふつうとはちがう見かけをしているこちらのペーパーは使わないほしい、という意図をこめて。

その結果は・・・・・・あえなく撃沈でした。そのはさんだペーパーも含めて新しいロールをだれかが使い始めていました。取りすぎたペーパーを戻した、と見たのでしょう。次に試したのは以下の方法です。
トイレットペーパーを短冊風に細く折りたたんだものを、ホルダーにタテにはさんでおくのです。トイレットペーパー以外のものをはさむことも考えましたが無くなった場合の補充が簡単にできなくては困ります。

短冊設置後、何人かがトイレを使ったあとに入ってみて、短冊がはさんだままになっているのを見て頬がゆるみ心の中で「やった」と喜びました、成功です。
しばらくずっと、短冊はさみを続けました。ほかの人間がペーパーを補充するときには、短冊つきのものは触れられず、新たに補充したペーパーを使い始めます。
あるいは、補充はしないで短冊だけよけて短冊がつけられていたロールを使い始めます。
私が補充することになったときは、新たなロールをつけたホルダーに短冊をはさみ直します。これでホルダーのペーパーは、ほこりざらしにならないという意味ではいつもほぼフレッシュです。
「まだまだ」、「まだまだ」、と慎重に待ちました。そのうちに皆がシステムを暗黙のうちに了解して、短冊がなくても整然とことが運ぶようになるときがくると信じて。
つまり、ひとつのロールを使い終えてから次を使う、というごくシンプルな法則。それが暗黙のうちに守られる、という状態です。そうすることで、2つのロールが同時期になくなることを防げます。
短冊を使い続けてから、もういいだろうと思えるほどの期間が過ぎ、ひそかに楽しみにしていた短冊撤去のときがきました。
ペーパーホルダーから短冊を取り外して結果を待ちました。
その結果は・・・無残でした。両方のペーパーが使われていました(苦笑)。
意味を理解してのことではなく、短冊という目印だけが条件反射のように作用してシステムを支えていたことを知りました。なんだかチンパンジーを対象にした実験を行ったような気分でした。(失敬!)
トイレでまで頭を使うことなくリラックスしてもらえればいいので問題ありません。たった短冊1つで秩序が守られるのです。私は問題なく短冊の無期限使用を決めました。

毎日のトイレ掃除
毎日するのは部分的な掃除で、数日おきにフルコースで掃除します。チェックポイントは、床・便器の内外・棚のほこり・ドアノブ・スリッパの清拭。そんなところです。

大事な場所が汚れるのは見たくありません。汚れる前にきれいにしておきます。
トイレットペーパーの使い方。暗黙の了解。
2つ並んでいるトイレットペーパーホルダー。以前はどちらを使ってもいいことになっていましたが、今はちがいます。
あるとき、ペーパーホルダーが両方とも空になっていることに気づかずに用を足してしまいました。
ペーパーを手に入れるために、いったん立ち上がって、後ろを振り向いて高いところにある棚に手をのばさなければなりませんでした。
一瞬とはいえ大ピンチ。もうそんな思いをしないために、と考えました。片方のペーパーを使い終えてからもう一方に手をつけるような仕組みを作ることにしました。
家族への伝達方法
口頭で家族全員に伝えることはできますが、いちいちうるさい、ということにしかなりません。誰からも歓迎されません。貼り紙をしても同じことです。
私にも家族にもにストレスのない方法は、言葉も文字も使うことなくトイレットペーパーの使い方をシステム化することだと考えました。
お断りしておきますと、言いたいことを言えない家族、というのではありません。言おうと思えばいくらでも言えるのですが、不要にストレスを与え合わない工夫です。
未使用のロールの密封方法のあれこれ
まだ使っていない方のロールを、不要に使われないように、包んだりゆわえたりする考えも浮かびました。でも、それでは「密封にも「開封」にも手間がかかって仕方ありません。
手間とも言えないような、ごく簡単な手続きで、密封と開封の役割を果たす方法でなくてはなりません。そこで試してみたのが以下のような方法です。
ペーパーをくるくると数回手で巻き取ったものを、新しいロールにはさんでおきました。ふつうとはちがう見かけをしているこちらのペーパーは使わないほしい、という意図をこめて。

その結果は・・・・・・あえなく撃沈でした。そのはさんだペーパーも含めて新しいロールをだれかが使い始めていました。取りすぎたペーパーを戻した、と見たのでしょう。次に試したのは以下の方法です。
トイレットペーパーを短冊風に細く折りたたんだものを、ホルダーにタテにはさんでおくのです。トイレットペーパー以外のものをはさむことも考えましたが無くなった場合の補充が簡単にできなくては困ります。

密封に成功
短冊設置後、何人かがトイレを使ったあとに入ってみて、短冊がはさんだままになっているのを見て頬がゆるみ心の中で「やった」と喜びました、成功です。
しばらくずっと、短冊はさみを続けました。ほかの人間がペーパーを補充するときには、短冊つきのものは触れられず、新たに補充したペーパーを使い始めます。
あるいは、補充はしないで短冊だけよけて短冊がつけられていたロールを使い始めます。
私が補充することになったときは、新たなロールをつけたホルダーに短冊をはさみ直します。これでホルダーのペーパーは、ほこりざらしにならないという意味ではいつもほぼフレッシュです。
システムの高度完成をねらう
「まだまだ」、「まだまだ」、と慎重に待ちました。そのうちに皆がシステムを暗黙のうちに了解して、短冊がなくても整然とことが運ぶようになるときがくると信じて。
つまり、ひとつのロールを使い終えてから次を使う、というごくシンプルな法則。それが暗黙のうちに守られる、という状態です。そうすることで、2つのロールが同時期になくなることを防げます。
短冊を使い続けてから、もういいだろうと思えるほどの期間が過ぎ、ひそかに楽しみにしていた短冊撤去のときがきました。
システムの高度完成ならず
ペーパーホルダーから短冊を取り外して結果を待ちました。
その結果は・・・無残でした。両方のペーパーが使われていました(苦笑)。
意味を理解してのことではなく、短冊という目印だけが条件反射のように作用してシステムを支えていたことを知りました。なんだかチンパンジーを対象にした実験を行ったような気分でした。(失敬!)
トイレでまで頭を使うことなくリラックスしてもらえればいいので問題ありません。たった短冊1つで秩序が守られるのです。私は問題なく短冊の無期限使用を決めました。

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