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忘れがたい出会い-ポルトガルでの夫の受診体験


ポルトガルのポルトで、夫が不調に陥りましたが、宿オーナーのクリスティーナのおかげでいい診察を受けられ、いい出会いができたという話です。


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いい病院


夫が不調になり、宿オーナーのクリスティーナにWhatsApp(LINEのようなアプリで、ヨーロッパでは主流)で連絡しました。

「夫が救急車を頼むかもしれない、と言っているのですが、その場合はお願いできますか?」と。

クリスティーナは、「救急車ももちろん呼んであげるけれど、近くに私立だけれどとてもいい病院があるので受診してはどうか」と。もっともなお勧めです。

教えてもらった病院は歩いて行ける近さでした。ラパ教会のすぐ隣にある「ラパ病院」でした。私たちはさっそく出掛けることにしました。予約は要らないことも事前に伝えてくれていました。

名医は日本人とのクォーター


受付を済ませて廊下でしばらく待ったあとに順番がきて呼ばれました。長女と私の二人が一緒に入っていくことも問題なく受け入れられました。

女性の先生は私たちとの触れ合いをとても喜んでくださり、夫を非常に丁寧に診察してくださいました。ロマンスグレーの髪はマイルドなボブにきれいに整えられています。

70才超えに見える大柄なその先生は、そうとは見えませんでしたが、日本人とのクォーターであるとすぐに教えてくれました。

日本へ行ったグランドファーザーが日本人のグランドマザーと結婚した。グランドファーザーは生涯を日本で過ごしたが、マザーはこちらへ渡ってきた・・・とのことでした。

丁寧な診察


夫曰く、日本では近年どんな先生もしないようなしっかりした触診をしてくれた、と。

確信をもった力強い言い方で、「膵炎は慢性になっていないし、悪い状態にはなっていない」と言ってくださいました。本人はじめ、私たちもその言葉に救われる思いがしました。

検査をすることなくそう言えるのは、よほどのキャリアの名医だからではないかと感じました。

その先生が廊下を歩くと、順番待ちをしていた患者さんが立ち上がってうやうやしく挨拶をしていたのだ、と長女が観察していたことをあとで聞き、なるほどと思いました。

患者さんからの尊敬や感謝を集めている先生であるにちがいありません。

丁寧な処方


薬を希望する夫に対して薬を処方するやり方もとても慎重で丁寧でした。今までの薬を見せると、その薬を飲んでどうだったのかを詳しく聞き取りしました。

新たに処方してくれる薬についての説明は、痛くなったときだけに飲むように痛くないときには飲まないように、飲むとしたら1日に数回までと、詳しく説明してくださいました。

そして、もし激しい痛みに襲われたなら、次はこの病院ではなくて、設備のそろった別の病院へ行くように、と病院の名前を書いてくださいました。

名残を惜しみながら


先生は英語があまり自由ではなく、夫の診察のために通訳係の人まで呼んでくださいました。

通訳の人を帰した後も、私達とゆっくり触れ合いたい様子で、あまり出てこないご自分の英語力にもどかしそうにしながらもいろいろ話してくださいました。

おいとましようと立ち上がった私たちをどうぞ座って、と再度座らせてまでです。

きっと、ご自分のルーツの国からの人間との触れ合いに特別の感慨を感じてくださったのでは、と思います。

最後まで優しくて、名残を惜しんでくださりながら私達3人と握手をして別れました。

私も、(多分夫と長女も)立ち去りがたいような気持ちになりながら病院をあとにしたのでした。その先生はナイチンゲールを思わせるような長い白衣を着ていました。

病院での費用は?


ちなみに、夫は持病での受診で、海外での保険が使えず、自費払いでしたが、ありがたいことに高すぎる料金ではありませんでした。

受診料が¥6000で薬局の薬が¥600くらいでした。

病状は悪くない


夫はその後も調子悪く、揺れ動いた末に途中での帰国を決意し、マドリードから長女同伴で帰国することになりました。不安で不安で一人では帰れないと言うからです。

帰宅後にかかりつけ医にかかっても状態は良いといわれ、結局どこが悪かったのかというと、精神的に不安定になっていたためだと思われます。

夫の不調のためにいろいろ落ち着かない思いをしていましたが、このような忘れがたいラパ病院での出会いがありました。

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