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韓国風トレッキングの「オルレ」はなかなか楽しい
韓国風のトレッキング「オルレ」の良さをお伝えしたいと思います。
更新のブランクが長くなってしまいました。書きたいことはいろいろあったものの、スランプでなかなか書き上がらなくて日にちばかりが過ぎてしまいました。
ふだんは、「生活に役立つ情報」をテーマに記事を書いていますが、今回は番外編になります。11月に娘たちと九州旅行をしたときに体験した「オルレ」について、良さをお伝えしたいと思います。
「オルレ」は韓国・済州島(チェジュ島)の方言で「家に帰る細い道」という意味。済州島で2007年から、済州島(チェジュ島)の魅力を再発見してもらおうと始まったトレッキングコースです。
自然などその土地の文化に触れながら、設定されたコース内で矢印などの目印に沿って歩くようになっています。
「オルレ」は、韓国では認知度がとても高く、観光・宿泊などで高い経済効果を生んでいるとのことです。
オルレのコースを名乗るには本場である韓国・済州島(チェジュ島)の社団法人に申請を行い認定を受ける必要があります。
日本では済州オルレの姉妹版として九州オルレが2012年から始まり、2018年で21のコースがあります。九州以外では、被災地に観光客を呼び込もうと宮城県で2018年に2つのコースがオープンしました。
私たち3人が訪れたのは大分県大入島と宮崎県高千穂峡のオルレです。旅行計画を立てているとき偶然に「オルレ」という言葉を知ったのがきっかけでした。旅行計画を立てるのはいつも私の役割なのですが、
オルレの提案をすると娘たちはすぐ賛成してくれました、旅行先ではトレッキングをよくするので、韓国風のトレッキングとは?と興味がわき、楽しみにしていました。
結果的に私たちはオルレがとても気に入りました。
公道であっても見知らぬ人間が歩いていると、地方によっては警戒の目を向けられるようなことがないわけではありません。(九州・沖縄の南国でそういう体験をしたことはありません)
その点、オルレでは見知らぬ人間が歩いていても「オルレの人」と認識してもらえて利用者も安心ですし、地域の方々も不審者ではないと、たいていは安心してもらえるのではないかと思います。
ふつうでは入り込むことが完全にはばかられるような、家々の間の細い道までが、コースに組まれていて、歩かせてもらえたりするんです。
そのような道では迷惑にならないように静かに歩きました。
目印を見つけるとコースから外れていない、と安心できました。
目印は赤と青のリボン、カンセ(馬をモチーフとしたオブジェ)、石にペンキで書かれた矢印、木製の矢印です。

青と赤を結んだリボンはコースの目印で数十メートルおきに、木やガードレールなどいろんな場所に結んであります。
カンセは馬の頭が進行方向となります。石にペイントされた矢印や木製の矢印。青の矢印は正方向、赤の矢印は逆方向を意味します。
オルレには次のようなマナーの決まりがあります。
1民家の庭にみだりに入らない。
2人や個人のものを撮影するときは同意をもらう。
3ゴミは必ず持ち帰る。
4道沿いの農作物を勝手に採らない。
5道端に咲いている花や木の枝を採らない。
6民家付近等で大声で叫んだり、騒いだりしない。
7次に訪れる人のために、リボンを持ち帰らない。
8道案内の看板にはさわらない。
9未舗装の道は、決まった経路を通る。
10風景を楽しみながらゆっくりと歩く。
11車道を歩くときは、車に気をつけて歩く。
12コースから外れた急傾斜地等での危険な行動は控える。
13途中出会う旅行者や地元住民の方々と笑顔 で挨拶を交わす
旅行から戻ってからオルレについて調べていたら、オルレを嫌悪したり猛反対している人たちの存在に気づきました。それらには差別や偏見が感じられることが多く、読み進むことはできませんでした。
私たちが実際にオルレコースを歩いたときに、地元の人たちと挨拶やらの言葉を交わす機会がありましたが、とても親切にしていただきました。
ただのウォーキングやトレッキングと一線を画している「オルレ」は、楽しくて私たちはとても気に入り、九州へ行ったときにまたオルレの道を歩くことを楽しみにしています。
ふだんは、「生活に役立つ情報」をテーマに記事を書いていますが、今回は番外編になります。11月に娘たちと九州旅行をしたときに体験した「オルレ」について、良さをお伝えしたいと思います。
「オルレ」とは
「オルレ」は韓国・済州島(チェジュ島)の方言で「家に帰る細い道」という意味。済州島で2007年から、済州島(チェジュ島)の魅力を再発見してもらおうと始まったトレッキングコースです。
自然などその土地の文化に触れながら、設定されたコース内で矢印などの目印に沿って歩くようになっています。
「オルレ」は、韓国では認知度がとても高く、観光・宿泊などで高い経済効果を生んでいるとのことです。
オルレのコースを名乗るには本場である韓国・済州島(チェジュ島)の社団法人に申請を行い認定を受ける必要があります。
日本では済州オルレの姉妹版として九州オルレが2012年から始まり、2018年で21のコースがあります。九州以外では、被災地に観光客を呼び込もうと宮城県で2018年に2つのコースがオープンしました。
私たち3人が訪れたのは大分県大入島と宮崎県高千穂峡のオルレです。旅行計画を立てているとき偶然に「オルレ」という言葉を知ったのがきっかけでした。旅行計画を立てるのはいつも私の役割なのですが、
オルレの提案をすると娘たちはすぐ賛成してくれました、旅行先ではトレッキングをよくするので、韓国風のトレッキングとは?と興味がわき、楽しみにしていました。
「オルレ」のいいところ
結果的に私たちはオルレがとても気に入りました。
公道であっても見知らぬ人間が歩いていると、地方によっては警戒の目を向けられるようなことがないわけではありません。(九州・沖縄の南国でそういう体験をしたことはありません)
その点、オルレでは見知らぬ人間が歩いていても「オルレの人」と認識してもらえて利用者も安心ですし、地域の方々も不審者ではないと、たいていは安心してもらえるのではないかと思います。
ふつうでは入り込むことが完全にはばかられるような、家々の間の細い道までが、コースに組まれていて、歩かせてもらえたりするんです。
そのような道では迷惑にならないように静かに歩きました。
「オルレ」の目印の種類
目印を見つけるとコースから外れていない、と安心できました。
目印は赤と青のリボン、カンセ(馬をモチーフとしたオブジェ)、石にペンキで書かれた矢印、木製の矢印です。

青と赤を結んだリボンはコースの目印で数十メートルおきに、木やガードレールなどいろんな場所に結んであります。
カンセは馬の頭が進行方向となります。石にペイントされた矢印や木製の矢印。青の矢印は正方向、赤の矢印は逆方向を意味します。
オルレのマナー
オルレには次のようなマナーの決まりがあります。
1民家の庭にみだりに入らない。
2人や個人のものを撮影するときは同意をもらう。
3ゴミは必ず持ち帰る。
4道沿いの農作物を勝手に採らない。
5道端に咲いている花や木の枝を採らない。
6民家付近等で大声で叫んだり、騒いだりしない。
7次に訪れる人のために、リボンを持ち帰らない。
8道案内の看板にはさわらない。
9未舗装の道は、決まった経路を通る。
10風景を楽しみながらゆっくりと歩く。
11車道を歩くときは、車に気をつけて歩く。
12コースから外れた急傾斜地等での危険な行動は控える。
13途中出会う旅行者や地元住民の方々と笑顔 で挨拶を交わす
「オルレ」に猛反対しているような人たちも存在していたが
旅行から戻ってからオルレについて調べていたら、オルレを嫌悪したり猛反対している人たちの存在に気づきました。それらには差別や偏見が感じられることが多く、読み進むことはできませんでした。
私たちが実際にオルレコースを歩いたときに、地元の人たちと挨拶やらの言葉を交わす機会がありましたが、とても親切にしていただきました。
ただのウォーキングやトレッキングと一線を画している「オルレ」は、楽しくて私たちはとても気に入り、九州へ行ったときにまたオルレの道を歩くことを楽しみにしています。
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