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摂れば摂るほど、体に良い糖分はなあに?
なぞなぞのようなタイトルで失礼します。答えは「羅漢果」です。糖分を摂っても害になるのではなく益になるとしたらどうでしょう?砂糖をやめたいのにやめられない方はぜひ参考にしてください。
精白糖はできるだけ摂りたくない
白砂糖の過食で、親子ともに重篤な健康障害を経験している私と長女です。
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家族の中でも、私と長女の2人は根っからの甘党です(長女の方がさらに甘党です)。でも、2人とも精白糖の恐ろしさを実体験しているので、できるだけ減らすようにしています。
白砂糖類やお菓子類を摂らなくても、ありとあらゆるものに精白糖は含まれています。そのため、精白糖を摂らない生活ほど難しいことはありません。
あまり神経質になるとよくないので、せめて砂糖として使うものは精白糖は使わず、市販のお菓子類は頻繁には食べない、というほどのゆるい暗黙のルールにしています。
常備している糖分
常備している糖分は、本みりんのほかは、黒砂糖、甜菜糖、ココナッツシュガー、はちみつで、ときによってはオリゴ糖、米飴、麦芽水飴なども加わります。
○○糖の販売ページなどで、その糖分の効能を述べているのを見かけますが、どんな糖分でも少なく摂るほど健康にはベターです。つまり、摂る量が少ないほどよいのです。
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摂れば摂るほど体に良い糖分
例外的に、摂れば摂るほど健康に良い、とされている糖分があります。羅漢果という果物を乾燥させて作られたもので、顆粒が一般的です。
羅漢果に含まれる有効成分が活性酸素を消去する作用があるので、甘味料としてだけではなく、健康食品としても注目されています。
上質のものは、羅漢果分が約98%のためビタミン、ミネラルが豊富で、顆粒化のためにわずかの砂糖が使用されているだけ、というものです。
私は昔、肝臓を患っていたことがあり、砂糖を極力減らしたいと思い、長年そのような羅漢果顆粒を砂糖代わりに使っていました。(アルコールに次いで肝臓に悪いものは砂糖)
製品によりショ糖を多く配合してあり、羅漢果成分がその分少ないものもあるので、使ってみようという方は、成分をチェックする必要があります。使用されている砂糖(最少で2%)の種類にも気を配りたいものです。
お高いのが玉にきずな羅漢果
羅漢果を使い続けるのが理想なのでしょうが、何せ桁違いに高価なため、節約に熱心な現在はお休みしています。肝臓をはじめ消化器官の健康にも今のところ問題がないので。
万一今後、肝臓・消化器官に不調が発生した場合や、低血糖・糖尿病やガンにかかった場合は、薬を飲むような意味で羅漢果顆粒の使用を再開すると思います。
羅漢果の味は、黒砂糖に似ているという人がいますが、実はまるでちがいます。黒砂糖よりはるかにすっきりしています。
清涼感があって喉通りが良くて、スーッと入っていく感じもまるでちがいます。喉の不調にとても効きます。
羅漢果のGI値は、調査されていないのか、なかなか調べることが出来ませんが、血糖値を上げず、糖尿病の人が使うのによい糖分であるとされています。
重病にかかってからではなく、ふだんから(砂糖代わりではなくても)飲み物の一種として常備するようにしようかなと思えてきました。
羅漢果の果実
丸くて茶色っぽい羅漢果の果実を干したものが、ネットや上野アメ横などでまれに手に入るときがあります。それは生の果実を干したものです。それを煎じてエキスを飲みます。
羅漢果顆粒は、それを煮詰めて顆粒にしたものです。手間はかかりますが純粋なそのエキスは、顆粒よりももっと清涼感があっておいしいです。味が出なくなるまで何回か煎じて使えます。
息子が高校の修学旅行で北京へ行ったときに、羅漢果果実を買ってきてくれるように頼んだことがありました。漢方薬店で買えたそうです。漢字で書いたら持ってきてくれたといいます。
より健康になると言われている羅漢果で、10年くらい砂糖の代わりに常用して健康になった、と私は思っています。
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